ルミナスM22 IPLモデル
フォトフェイシャルとは?
「フォトフェイシャル®」および「Photo Facial®」は医療機器メーカーである
(株)日本ルミナスの登録商標で、そのルミナス社で製造されている医療機器を
使用したフェイシャル治療を「フォトフェイシャル」といいます。
「IPLやフラッシュ治療=フォトフェイシャル」と思われがちですが、これは間違いです。
「フォトフェイシャル」はルミナス社が定めた治療方法のひとつであり、施術ができるのは
「医療機関のみ」です。
つまり、フォトフェイシャルは医学的根拠に基づいた、シミや色素沈着、シワ・たるみや
赤ら顔・毛穴の開きなどの肌トラブルを改善する「医療行為である」ということです。
波長と作用
フォトフェイシャルは光を使った治療のことで
「光の波の長さ=波長」が関わってきます。
波長には短い波長から長い波長まであります。
レーザーの波長は単一の波長(例:755nm)を
出すのに対して、光治療の波長は複数の波長
(例:500~1200nm)を出すのが特徴です。
メディカルエステてぃーらでは、お客様の肌トラブル
に応じてターゲットに合わせた光の波長を選択し
ながら施術していきます。
600nmの波長になるとほんの少し黒メラニンへの吸収率は落ちますが、肌の赤色に対して
作用するため、赤ら顔や毛細血管の治療に適しています。
650nmほどの波長になるとより長い波長になり、肌への侵入度合いが高くなり
皮膚の奥にあるシミなどに対して作用します。
更に長い波長になると、黒色メラニンにはあまり反応しなくなりますが
一方で浸透度合いは深く、皮膚の中の水分に作用して熱を加える
ことができます。
皮膚の真皮層にはコラーゲンやヒアルロン酸を生成する細胞が存在し
フォトフェイシャルによる熱で細胞の活動を活性させます。
結果、コラーゲン生成が促され、シワ・たるみの改善や肌のハリの
回復を促し、美肌・美顔効果が期待できます。
フォトフェイシャルではヘッドを切り替えることで、お客様一人ひとりの肌トラブルに
あった波長を選択し、光照射をすることが可能になります。
施術の流れ
①初めての方はまずカウンセリングシートにご記入いただきます。
↓
②日焼け止め・お化粧などされている場合は洗顔していただきます。
↓
③その後、ナース・ドクターによるカウンセリング・診察を行います。
↓
④ベッドに横になっていただきます。アイプロテクターを装着し
ドクターと皮膚の状態を確認しながら光を照射していきます。
↓
⑤クールダウン後お仕上げをして終了になります。
施術の様子
安全性
フォトフェイシャルの特徴といたしましてレーザーとは違い、マイルドな光の照射ですので、初めての照射でいきなり強い出力で照射しない限り、お肌トラブルになることは考えにくいです。
仮に、肌の状態によって赤み・腫れ等が起こった場合でも、冷却すれば軽減します。
ただし、シミの中でも「肝斑」は治療が難しいため、肝斑を
あまり刺激しないヘッドを使用しながら、内服やイオン導入
の併用がお勧めです。
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フォトフェイシャルが受けられない方
フォトフェイシャルはレーザー同様、黒色のメラニン色素などに反応します。したがって、極端に日焼けをしている方など施術を受けられない場合もあります。
その他にフォトフェイシャルを受けることができないのは以下の方です。
・妊娠中の方
・日光過敏症の方
・ペースメーカー着用の方
・てんかんの既往がある方
・糖尿病や心疾患の方
・金の糸を入れられている方
・皮膚の炎症を起こしやすい方
・顔に刺青やアートメイクをされている方
上記に該当する方は必ずカウンセリング時にスタッフまでお伝えください。